2009年08月03日

戦略編1 「目標を決めよう」

本日より、『売上を上げるための20カ条』と題して通販サイトの基本情報を発信していきます。

ここでは、ECショップで売れるための基本的な知識やスキル、考え方を学んでいきます。
カリキュラムは「戦略編」「戦術編」「運営編」の3つから構成されています。
どれも売れるためには必ず必要な要素です。しっかりと学んで繁盛店をめざしましょう!


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何か行動を起こすとき、ゴールが明確になっていないと、どう行動すれば良いか分かりません。
ゴールセッティングは、とても重要なことです。

たとえば、飲食店を経営する場合、1日の平均売上目標を10万円と設定したとします。
お昼に3万円、夜に7万円。昼の客単価を600円とすると、50人の来客、客席は40だから1.2回転させないといけないな。夜は・・・ と計算するでしょう。
 
もちろんネットで商売するシアも、目標値を明確にしておくことは必須です。
製造・販売業や小売(B to C)の場合は利上げや利益を、物販(B to B)やサービス業の場合は、見込み客の獲得数などを目標とするとよいでしょう。

● 製造・販売、小売( B to C)の場合
 一般消費者に商品を供給する場合は、売り上げや利益を目標とします。ネット販売の場合、目標を達成するための指標として、サイトのアクセス数ばかりに注目してしまうと失敗します。アクセス数に対する、購入の割合(転換率)に注意を払うことが重要です。

●製造・販売、小売(B to B)、サービス業の場合
 この業種・業態の場合には、即注文ということにはならず、問い合わせ、見積、契約という手順で商談が進みます。したがって、ホームページを通じて、無料セミナーに来てもらう、資料請求をしてもらう、製品情報を問い合わせてもらうなど、営業が後からコンタクトをとるための見込み客の獲得を目標とするといいでしょう。

※両者とも、ホームページを見て電話やFAXで注文、問い合わせとなる場合もあるので、これもWebの成果と考えます。

 リアル店舗の場合

 売上3万円 = 来店者数 × 客単価 600円

 売上を増やすには、来店者数を増やすか、客単価を上げるか


 ネット販売の場合

 売上3万円 = アクセス数 × 購入率(転換率) × 客単価

 売上を増やすには、アクセス数を増やすか、購入率を上げるか、
 客単価を上げるか



ネット販売の場合は、すぐに成果が出ることは稀です。安直に成果を求めることはせず、コツコツとやっていくことが重要です。
目標に向かって着実に進んでいるかどうか、中間目標を定めて、定期的に数値を検証するとよいでしょう。
数値をとることで、何が問題なのか、何をしなければならないのかが、明確になります。

[著者] 有限会社Biz Assist 代表取締役 森田 欣典


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Posted by 福岡よかもん市場活性化プロジェクト at 17:00│Comments(0)戦略編
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